恵比寿でバカラ

今年も、恵比寿ガーデンプレイスでは、イルミネーションと共に、バカラのシャンデリアが展示されています。

高さは約5ｍ、幅は3ｍ、8.472ピースものクリスタルパーツが、250灯の明かりで輝きます。
さて、このバカラ（Baccarat)。フランスのクリスタルガラスのメーカーです。

時代はルイ15世まで遡ります。1764年に、ルイ15世がロレーヌ地方のバカラ村にガラス工場を作る許可を与えたのがバカラの始まりです。

1816年には、窓ガラス、鏡などを作っていた工場が、クリスタル作りを始めます。
当時は、3.000人以上の職人が働いていたとか。

1823年に、ルイ18世からグラスセットの注文を受け、以後王室の御用達になります。

今まで、フランスの『Ｍ．Ｏ．Ｆ』（最優秀職人）を50人以上も輩出して来ました。
作った製品で流通するのは、たったの６、７割。あとは、品質検査で破棄されてしまうとか。

そんな、バカラ。2003年にはパリにバカラ美術館をオープンしています。
http://www.baccarat.fr/fr/univers-baccarat/musees/gallery-opening-hours.htm

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