フランスが舞台のマンガ10 『パリの鈴木家』

先日、『パリパリ伝説』の新刊”第六巻”をお知らせしました。

パリパリ伝説 1
パリパリ伝説 2
パリパリ伝説 3

『パリの鈴木家』の作者も同じく かわかみじゅんこさんです。



お話しは、タイトルのとおり。
商社マンのお父さん(義行さん)がパリ赴任になり、鈴木家はパリへお引っ越し!

主人公は息子の広也くん、13歳。
お母さん(今日子さん)、お姉さん(流美さん 16歳)がその他家族です。

フランスに行ったら 『ある、ある!』 というエピソード満載。

まずは、フランスに着いたばかりの鈴木家。

パン屋 (boulangerie) で使おうとした500ユーロ札、使えませんでした。この時のパン屋さんの500ユーロ札を見ての反応、

Oh là là ! (おやおや、おやまあ、いやはや、、って感じです)』って言われる場面、、目に浮かびます。

主人公の 広也くん、アルファベット表記だと 『 Hiroya  』、そうお気づきのようにフランス語はアルファベットの H を発音しないので、、イロヤ、、しかも R が入ってましたね、、。とても自分の名前には聞こえないでしょう。。

こんなお名前の皆さんは、アルファベットで自分の名前に近く読んでもらうように日常生活では綴りを変えると良いかもしれませんネ。


あと 『そうそう、、』 と思ったのが、ノートの大きさの違い。日本はB5がメインですが、フランスではA4が標準仕様です。
こういうホンっとにちょっとした事が結構違うんですよね。



新学期が9月からだったり。。
そして何より Bisous (あいさつのキス) !!ビックリですよね。。

外国での生活なんて全然関係ないと思っていた 広也にとってはこんな事をはじめとして慣れない事がいっぱい。

追い打ちをかけるのはフランス語、英語でもないし普通のちょっと内気な日本人の男の子にとってコミュニケーションが取れないってのはかなりのハンデだと思いました。


しかも他の家族はそれなりにパリに溶け込んでいる様子、、こんな事が追い打ちをかけ、友達が出来ない、、、と悩んだり落ち込む彼。


さて、

このマンガは(フランスでは漫画の単行本をアルバムというそうです)はじめてかわかみさんが仏語圏で出版した『 It's your world 』 の日本語版。フランス語版を読んでみたくなりました~。

いろいろ大変なことはあると思いますが、若い時にパリに住める幸運に恵まれ、わたしは広也くんがうらやましいです!パリ生活の疑似体験をしてみませんか?

是非お手にとってご覧ください、お勧めです!



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