2013年7月17日水曜日

ちいさな哲学者たち

こんにちは、ともみです。
 ん?誰だ?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、今月からエコール・サンパ銀座校の水曜日の受付を担当させていただくことになりました。
どうぞ、よろしくお願いします。

今日は、わたしが見たフランス映画の中でとても興味深かったものがありましたので、少しお話しさせて頂きたいと思います。

『ちいさな哲学者たち(Ce n'est qu'un début)』です。日本で公開されたのはちょうど2年前なので、既にご覧になった方も多いかもしれません。。。また、これから見ようと思ってらっしゃる方にはちょっとネタバレになりますが。。。
このブログでも、公開時期に紹介させていただいてますのでよろしければ合わせてご覧ください。

この映画はフランスの3歳~5歳の幼稚園児に世界で初めて哲学の授業を開設した様子を2年間追ったドキュメンタリー映画です。なので、子供たちは演技をしているのではなく、実際に考え感じていることをとても率直に話しています。




以下ネタバレ
↓ ↓ ↓
印象的なテーマは
(友達とは?)
「手をつなぐのが友達。」また、友達の好きと恋人の好きは同じ?というに問いに、「友達は一緒に遊ぶの。恋人はキスをするの。口にね。」

(愛とは?)
「何かいいものたと思う。結婚して幸せになるの。」と嬉しそうに答える子もいれば、「結婚するのがいいとは限らない。結婚しない方が良いこともある。」とか「一生愛することはできない。子供を取り合って離婚して、片方が子供を取って、子供を引き取ったらまた別の恋人を選ぶ。」また、「女は恋をするけど、男は恋をしない。」

正直、すごくびっくりしました。ほんの4歳5歳の子供が愛についてこんなふうに語るなんて。。。これは国民性なのでしょうか?それとも日本の子供達に同じように哲学させても、こんなするどい答えを返してくれるのでしょうか?

また、すごく印象的だったのが、一人の男の子がクラスの子を叩いてしまい、先生が叱っている シーンがあるのですが、その叱り方も「なぜ叩いたの?他に解決策はなかったの?」と、叩いた子に問い質しているんです。

わたしが以前フランスでTGVに乗ってお菓子を食べていたら、隣の席の小さな子がジッと私の方を見ていたので、少しお菓子をあげたときに、その子のお父さんが「あれ?パパにはありがとうが聞こえて来なかったんだけど、パパの耳がおかしくなっちゃったのかな?」と子供に話、その後子供が私に「Merci」と言ってくれた。という出来事がありました。

わたしの知る限り、日本人の教育の仕方は「叩いてはダメ。」「ありがとうを言いなさい。」と、そうするのがあたりまえ、そうしなければいけない。という教育、しつけをしている親や先生が多く見られます。
フランス人は、たとえ小さな子供でも、本人に考えさせ、答えを出させる教育なんですね。

日本とフランス、どちらが良いとか悪いとかではなく、教育に携わる方には是非見て欲しい映画だと思いました。

DVD出てます。








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