映画:『灼熱の魂』

今日は、12月17日にTOHOシネマシャンテで公開される『灼熱の魂』をご紹介します。
フランス語の題名は『INCENDIES』です。

2010年のカナダ映画。
監督は、Denis Villeneuve.
この映画は、レバノン生まれの劇作家ワジディ・ムアワッドの舞台が元になっています。

こちらが予告編です↓


一足お先に、試写に行ってきました。
ストーリーは、母親の遺言によって、双子の姉弟が、死んだはずの父と 初めてその存在を聞かされた兄に、母からの手紙を渡すまでを描いています。姉弟が父と兄を捜すことによって、同時に母の過去をひも解き、真実へたどり着いて行きます。
 映画では、母親の過去と、謎にせまる姉弟が交互に描かれ、迫力のある映像で、サスペンスが展開します。

こちらは、監督と女優のインタヴューつきの予告編です。



映画では、主人公ナワルを演じたルブナ・アザバルと娘ジャンヌ役のメリッサ・デゾルモー・プーラン、二人の女優の演技が光っています。

 Lubuna Azabal

Melissa Desormeaux-Poulin

映画の背景に宗教、民族抗争があり、また衝撃的な結末のために、ついそちらに目が奪われ勝ちですが、映画の冒頭で、主人公が語るように、『愛の物語』として、監督は描いています。主人公の強い愛情によって、負の連鎖を反転させようとする監督の意図が鮮明に浮かび上がるラストです。

学校に、映画のチラシがありますので、ぜひ手にとって見てみて下さいね。



人気ブログランキングへ ←こちらも1クリックで応援ください

↓楽しんで頂けたらこちらも1クリックで応援お願いします!
にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ

コメント