フランス映画 :ゲンスブールと女たち を観て

先日、仏映画 『ゲンスブールと女たち』 を blog で Asako さんが紹介してくれました。

面白そうだったので、観に行きました!
原題は『 Gainsbourg, Vie héroique  』

歌手として、作曲家&作詞家として、俳優として、そして映画監督としても大活躍した彼ですが、晩年しか知らなかったので、彼の人生を初めて知りました、フィクション部分があったとしてもですが。。
ユダヤ系とは知ってましたが、絵の勉強をしていたなんて知りませんでした!


大スター達がどう描かれているのかをみるのも面白かったです。

Jane Birkin (ジェーン・バーキン) ,
Brigitte Bardot (ブリジット・バルドー) ,  
Juliette Gréco  (ジュリエット・グレコ)
France Gall (フランス・ギャル)
Françoise Hardy (フランソワーズ・アルディ)などなど、、

沢山の有名人が彼の人生に関わっています。Jane Birkin との間の Charlotte Gainsbourg (シャルロット・ゲーンズブール)も日本でも有名ですよね。



映画で一生涯を描くのですから、スクリーンでは超早送りの人生。
評価はあまり良くないようですが、、、私には楽しく、発見のある 『あっというま』 の2時間でした。

観客の年齢層が思ったよりも高かったのにびっくりしましたが、『没後20年記念』、、、なるほど、現役時代を良く知る人が来ているのだわ~っと。。

私が気になったのは、スクリーンにゲーンズブールの分身 (?) の人形が現れること。

ある時はおのれの恐怖、コンプレックスの塊、はたまた奥底の意識下、無意識下の彼を象徴する、、彼の分身(の人形)が子供時代のゲーンズブールの等身大の 『顔』 だけの人形だったことも。




もうひとつの人形は巨人(!?) とにかく背が高くて鼻や手の指が誇張されてとても長ーくなっていたりする人形だったり、、とユニーク?シュール?でした。

分身といっても、本物と会話したりするんです、心の声と葛藤でしょうか?

とにかく駆け足の人生なので、彼の一人生をご存じなければ少し予習をして行った方がいいかもしれません。詳細は Wikipedia をどうぞ!


日本でも有名になった France Gall (フランスギャル)の夢見るシャンソン人形 Poupée de cire, poupée de son 』を作ったのが彼だとは知りませんでした。

彼の作った曲がたくさん映画の間中ながれます!



『あ~、この曲もゲーンズブールだったんだ~っというのか数曲ありました。

俳優 Éric ElmosninoSerge Gainsbourg 役を演じていますが、ポスターを見てそっくりなのでびっくりしました!下の写真ではそうでもないですが。。。

 Éric Elmosnino

彼はこの映画でセザール賞の主演男優賞を受賞しています。

 こうなるとそっくり!!


Françoise Hardy 『Comment Te Dire Adieu』


Serge Gainsbourg 『je suis venu te dire



タバコとお酒がシンボルの彼


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