フランス人写真家講演会の感想 2 Conférences par un photographe français

先日、写真講演会に参加した Yumi さんの感想のさわりをお知らせしました。
今日は完全版で掲載しますね!

何故今日まで載せなかったか、、?
それは授業の内容の一部が書いてあったので授業前には載せない方がいいな、、と思ったからだったのです。では、授業がどんなだったかぜひ興味シンシンで読んでみてください!

先月、エコールサンパ銀座校で行われた、写真家ヤン・モロー氏の講演を受けました。1回2時間の講演でしたが、あっという間に過ぎ、密度の濃い時間で大変充実の講演でした。

頭の中は必死で走り疲れた感じでしたが(笑)とっても楽しかったです。
それもこれも私はまだ初心者なので、ちづるさんの訳のおかげです。


Pierre et Gilles

講演では、基本的な写真の構図や撮影方法、遠近法や主題の捉え方などを
大変分かりやすくに丁寧に教えて下さいました。

画面を3分割に考えて、その部分に主題やモチーフを配置することや、
遠近法による視覚の変化や面白さ、奥行きの表現。
人物を入れる場合、切れてはいけない部分(例えば手首、足首だけ切れるなど、違和感のある切れ方。只、意図的な表現の場合もありますが。)

色彩のバランスや構成、線や視線の流れ、四隅に気を配るなど、写真とはファインダーを通して1つの絵を作りあげることだと感じました。


またカメラはあくまで道具であり、大切なのは point de vie だということ。
自分の視点を大切にして、感動や良いと思ったものを伝えようとする気持ち、
その為に試行錯誤する事が作品を強く、美しくするものだと思いました。

この機会を通じて、日常を見つめる視点が少し変わる事ができ、
(なるべくいつもそうしていたいですが、)
何か面白いものはないかな。あれはどうかな。これは何かいいなあ。と
積極的に見つけたり、探したり、感じたりしようという気持ちが芽生えて、
目に映るものがいきいきとした色彩になり、記憶に残るようになりました。

そしてよいと思ったらとりあえず試してみる。
とりあえず手を動かし、行動をおこして、そこから始まるのだと学びました。
その試す前には冷静な気持ち(写真の基本原則)を持ちつつ、そして画面に入る。

私もみる心を磨いていきつつ、追究していけたらと思います。
このよい経験をむねに。

本当にありがとうございました!
生徒の皆さん、なにか書きたい事があったらぜひ声かけて下さいね。



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