SHINO EN FRANCE フランス留学体験記 トゥール編

2010年秋・ロワールにて】

フランス語を初めて約2年。思いっきりフランス語に浸る時間が欲しい、と思い、10月末に2週間、トゥールの語学学校に行ってきました。

トゥールは、パリからTGV1時間ほどのところにあるロワールの中心地です。ロワール河沿いには、古城とワイナリーが広がっており、歴史とワインを楽しむという目的もあって選んだのがトゥールでした。



まず、着いてすぐの体験は、フランスのストライキとデモ!

日本から予約していたTGVがストの影響で乱れに乱れ、乗るはずだった電車は運行していないので、自分の乗る電車を見つけるところから旅はスタート!その結果、到着駅・到着時間も当初の予定とはかわり、その件を、駅に迎えに来てくれるホストファミリーに伝えるのが二つめの挑戦!

ちょうど、私がいた10月末は、定年制改革案が可決されるか、されないかの瀬戸際で、どこにいってもこの話題でした。石油の国内備蓄量の推移や、各地のデモの様子が毎日、報道され、日本のニュースでは見られない臨場感。ガソリンスタンドが閉鎖されたり、学校に行くために乗っていたバスが運休になったり、と、アクシデントからフランス語を学ぶ機会も多かったです。

「フランスの庭」と呼ばれるようにロワール川ぞいには、数々の美しいシャトーがあり、有名なワイン産地も、車でロワール河沿いを走ると次々とお目にかかれます。

今回の滞在で、観光とワインを楽しむという目的は、200パーセント達成できました。

平日の空いた時間、休日、学校主催のエクスカーション等を利用して、いろんなお城をまわってきました。アンボワーズ城、クロ・リュセ、シュノンソー、シャンボール、シュベルニー等など。古城めぐりはお城の美しさを楽しむだけではなく、フランスの歴史を学ぶとても良い機会でした。






2週目には、モンサンミッシャルまでのツアーも急遽、実現!学校の講師陣には、ツアーガイドの資格をもつ先生もいるので、説明もとてもおもしろく、フランス語の勉強に大いに役立ちました。先生の説明を聞くために、同じツアーに何回も参加したほどです。

そして、古城めぐりとセットで楽しめるのは、ワインテイスティング。ロワール川沿いは、ワイン産地が続き、お城のあるところは、ほとんどが有名なAOC。そばには、ワインカーブがあり、ワインテイスティングも楽しめます。



私の場合、ホームステイ先のご夫婦がワインとチーズがお好きで、毎晩、ワインを楽しんでいました。マダムはお料理がとってもお上手で、美味しい食事とワインのおかげで会話も弾み、私のつたないフランス語でも十分におしゃべりを楽しむことができました。


2週間、楽しく充実した時間を過ごせたのは、やはりホームステイ先のご夫妻の温かなおもてなしがあってから、とつくづく思います。おうちのインテリアもとっても素敵で、マダムとテーブルクロスや食器を買いに出かけたり、ご夫婦の友人宅の招いていただいたのも、フランスの文化やスタイルを肌で感じる良い経験でした。

今回、訪れたのは晩秋ということもあり、かなり寒かったのですが、次回は春や夏にまた訪れてみたいと、と思います。

Shino さん、お忙しいところ、ありがとうございました!
楽しかった様子が目に浮かんできますね、写真もとってもきれい!

生徒の皆さんも、フランス関係の書きたい記事がありましたらぜひお申し出下さい!

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