フランスでのヴァカンス記(21)Bourgogne ぶどうの収穫編

2008年のヴァカンス、このときは Paris(パリ), Montbard (モンバール), Angers (アンジェ) に行きました。

Montbard では Claudine (クローディン) に会い、Angers(から車で30分ほど)では社長の Pascal のお家におじゃましました。

Claudine は前にもご紹介しましたが、エコールサンパと提携してホームステイ留学プラグラムをしています。9月も生徒さんが沢山留学して忙しい時期だったので行かれるかどうか分からなかったのですが、、パリに着いて数日後電話があったんです。

「今度の週末、bénévole (ボランティア)で vendanges (ブドウ摘み)に行くけどいっしょにやる?」

即答で、 「やる!!」

こんな感じで本当に偶然 vendanges に参加する事になりました。


朝8時前 Claudine の住む Montbard を出発。


スパークリングワイン
Crémant de bourgogne
(クレマンドブルゴーニュ) を造っているブドウ畑でした。

なんだ、Champagne (シャンパン)じゃないのか、、と思った方いらっしゃいませんか?


Champagne をつくっているホンの隣の畑です!
彼らに言わせると品質は変わらないけどずっと安い!
ふだんワインをあまり飲まないわたしははじめて飲んだのですが、美味しかった!!
ほかに赤、白ワインも造っているとの事でした 。

さて、着いてみると沢山のお手伝いの方がブドウ畑の主 ROYさんご夫妻のお宅(広い!)に集合中。学生からリタイアした方まで、もちろん日本人は私だけ。

天気が悪くても、ブドウの育ち具合で摘むため、雨でも我慢しなくちゃ!!と覚悟していたら晴天!!う~ん J'ai de la chance (ラッキー!)

肉体労働なのでフランス人で手伝ってくれる人、もしくは働いてくれる人が少なくなっていると以前テレビ番組で見たことがありました。

失業中の人たちに数日間のバイト斡旋の電話をしてました。
大きいブドウ畑だとそうなのでしょうね、大変です。


畑は広い、キレイにブドウの木が整然と並んでとてもきれい。

日本のブドウ畑は棚になっていますが、フランスのブドウ畑は低いんですよね、何故なのでしょうか?

湿気で日本だと腐りやすいのかな?とも思いましたがわかりません。。

さて、sécateurs (剪定はさみ)を一人一丁渡されました。
次はひと房ずつはさみを入れ、摘んだブドウはガンガンバケツに入れていきます。

ブドウで一杯になったバケツを今度は大きなカゴに移します。それは若い男性が担当してました。ブドウで一杯のバケツ、重いですもんね。しかもブドウ畑、ゆるい坂になっているのです。

思ったより、大変じゃないかも??と高をくくった私が痛い目を見るのは翌日の事。。


1時間30分ほどしたら休憩。休憩中も手作りケーキ、パン、サラミ、ワイン!!ジュース、お水あり。待遇いいですよ~。

お昼は ROY 家に戻りお食事、メニューはクスクスでした!

その後、また3時過ぎまでもくもくとブドウを摘む私たち 。。

vendanges は数日前から始まっていて実は私たちが来たのは幸い最終日。
ついに夕方前に全部終ったのでした!!

その後、 pressoir (ブドウの圧縮所?) に出かけました。
下の写真はブドウを圧縮しているところ。


お酒になる前のブドウジュースをもらって飲んでいるClaudine


その後の dîner。もちろんアペリティフから始まって
前菜、メイン、チーズ、デザートと続きました。

お腹一杯、車で Claudine の家に戻りあっという間にベッドへ。
次の日、階段を下りるのに大変苦労したわたしでしたが、とても楽しい貴重な体験でした!

Claudine、ありがと~~!!!

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コメント

  1. 上原のえりこです。
    私もvendangeやりました。
    ブドウって思ったより重いですよね・・・
    そして楽しいけど重労働ですよね!

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  2. えりこさん、コメントありがとうございます!そう、集中していると結構感じないのですが、実は中腰みたいな中途半端な姿勢を長くしていた後遺症が後で出てきて、、。ほんっと久しぶりのひどい筋肉痛でした!

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