YASUKO EN FRANCE フランス留学体験記 トゥール編(3)



ホームステイも、とても快適だった。
窓からの景色がきれいな、川沿いの高層マンションに一人暮らししている
マダムの家にお世話になった。
初対面の外国のフランス人のお宅にお世話になるのでとても緊張していたが、
そんな心配はいらなかった。
生活でもフランス語のことでも、困ったことがあればなんでも教えてくれるが、
食事の時以外は、こちらから何も言われなければ割と放っておかれるので、
自室で宿題したり本を読んだり、一人で過ごす時間もあってゆっくりできた。
夕方家に帰ると、いつもテーブルの上に食事の支度ができていて、毎日違う
食事を作ってある。
アルザス料理のタルトフランベや、ピレネー地方のチーズ、ウサギの白ワイン
煮など。
外国から来た私にフランスの料理を教えてくれているみたいな気がした。
パンに添えるジャムやコンポートもマダムの手作り。全部とてもおいしかった。



食事の時は手元にいつも辞書やフランス語会話集を置き、マダムとたくさん話
をしようと努めた。
買い物ならフランス語会話集の例文で事足りるし、授業は、今勉強している事
を反復すれば済むが完全に自由な会話となると、私の語学力ではどうして良い
かわからなくなる。
単語と文章を織り交ぜ、どうしようもなくなるとジェスチャーと、実物を指さして
何とか話した。
「今日の気温は?」とか「明日の朝食はいらない、パン屋に行きたいから」など
など、
雑談以外にも、生活の中で話すべきことが山のようにある。
カタコトでも会話を繰り返すと、文法や単語を覚えるだけじゃわからない、会話
の呼吸というか、リズムのような物を感覚的にとらえることができる。
そうするとより積極的に話せる。
私は、学校の授業と同じくらい、マダムとの会話で多くのことを身につけた。



1週間を、旅行ではなく留学して過ごしたことで、フランスがより身近になった。
トゥールラングの先生や、マダムや、多くの人とフランス語を話す事で
授業だけではわからない、会話の中の「何か」を感じることができた。
もう一人で行くことになったとしても、不安はほとんど無い。
なにしろ行く前はあんなに怖かったのに、帰りの飛行機がシャルルドゴール
空港を離陸するとき、まだ離れたくない、と涙が出そうになったのだから!

毎日、新しいこと、うれしいこと、悔しいこと、いろいろな出来事がありすぎて、
一日一日が本当に長かった。
次は長期で行きたいと思っている。

*******以上で今回のフランス留学体験記は終了です***********
とてもフランス留学楽しかったと、感動が手にとって見えて羨ましい限りです。
是非またフランスにいらしてくださいね!!

Bravo Yasuko pour tes expériences et pour tes progrès en français !!!

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